サケのふるさと千歳水族館は北海道千歳市にある淡水魚の水族館です。
1年を通して様々なイベントを行なっていて子供から大人まで楽しめる場所です。
我が家では年間パスポートを毎年購入し、子供3人と一緒に何度も遊びに行っています。
そこで今回は千歳水族館の中を回るのにどれくらいの時間がかかるのかや、おすすめの見どころやイベントを紹介します。
ここでは
- サケのふるさと千歳水族館の所要時間
- サケのふるさと千歳水族館の見どころ
- 子供と楽しめるイベント
についてまとめました。
是非子連れで行く場合には参考にしてみてくださいね!
サケのふるさと千歳水族館の所要時間
サケのふるさと千歳水族館はゆっくり見ても1時間もあれば全体を見ることができます。
サケのふるさと千歳水族館という名前のため、鮭だけがいる水族館と思うかもしれませんが、鮭だけでなく世界各地の淡水魚を見ることができます。
その他にもアメリカミンクやカエル、それからカイツブリといった魚以外の水辺の生き物も見学できますよ。
7千匹ほどの生き物を見ることができるため、じっくり観察しているともっと時間がかかるかもしれません。
また、魚に触れるコーナーや模型の鮭を抱えて重さを体験できるコーナーもあるため、体験コーナーで時間を使うこともあります。
ちなみに我が家の子供たちは体験コーナーが大好きで、長いと20~30分ほどいる時もありますよ!
サケのふるさと千歳水族館の見どころ
では、サケのふるさと千歳水族館の見どころを紹介します。
見どころ①:サーモンゾーン
入り口を入って右側にあるスロープを下るとサーモンゾーンがあり、大きな水槽が3つあります。
大人の倍以上の高さの水槽で迫力があり、主に鮭の仲間たちが泳いでいるのが見どころです。
こちらがサーモンゾーンの水槽です。
鮭のエサタイムが1日に1、2回ほどあり、エサが放たれると一斉にエサに群がる姿も迫力満点です。
エサタイムは入り口の看板に書かれているため時間をチェックしておくと良いですよ!
水槽には約300トンの水が入り、圧力に負けないよう分厚いアクリルガラスでできています。
水槽の前には、水槽と同じ厚さでできたアクリルガラスのベンチもありますよ。
水槽の見た目からではそんなに厚さがあるなんて思わないのですが、ベンチで見るとものすごく分厚く感じます!
見どころ②:体験ゾーン
体験ゾーンには大きなアクリルプールがあり、チョウザメやウグイの仲間が泳いでいます。
こちらがアクリルプールです。
ここではそのお魚たちに触ることができます。
我が家の子供たちはこの体験ゾーンが大好きでいつも長い時間ここにいます。
逃げ足の速い魚たちでなかなか触ることができず苦戦する中で、触れた時のこどもたちの笑顔は最高です。
魚が苦手で触るのが怖いという場合にはドクターフィッシュという小さな魚の方がおすすめです。
こちらがドクターフィッシュです。
手を入れると3、4cmほどの魚が寄ってきて手の表面の角質を食べにきます。
少しくすぐったい感じが面白いですよ。
触った後は側に手洗い場があるので手をよく洗ってくださいね。
また、この体験ゾーンでは鮭の模型を持って実際の鮭の重みを体感することができます。
こちらが鮭の模型です。
模型はオスとメスがあります。
実際に持ってみたときの写真です。
小さな子供にとっては重く感じるかもしれませんが、なかなか鮭を持つという体験はできないため面白いですよ。
見どころ③:水辺の生き物ゾーン
鮭などの魚だけでなく、カエルやゲンゴロウといった生き物や千歳水族館の唯一の哺乳類であるアメリカミンクが見られます。
こちらが水辺の生き物ゾーンです。
特に私のおすすめはアメリカミンクで、動きがとても可愛らしいんです。
こちらがアメリカミンクです。
普段は1箇所に固まって動く姿は見られませんが、餌の時間になると飼育員に寄っていく姿がとても可愛いです。
日によってエサタイムが見られることがあります。
私も見られたのでアメリカミンクのエサタイムの画像をのせておきますね。
飼育員の手から直接食べている姿は可愛かったです!
見どころ④:世界の淡水魚ゾーン
ここでは日本だけでなく世界各地の淡水魚を見ることができます。
姿形の異なる魚たちが魅力的で見入ってしまいます。
こちらが世界の淡水魚ゾーンです。
世界の淡水魚ゾーンにいる魚たちの一部です。
このゾーンと千歳川ロードの間にある鯉の水槽も是非見てもらいたい場所です。
恋の写真を撮れるスポットがあり、季節によってスポットの絵が変わり面白いですよ。
可愛い鯉の様子が撮影できます。
こちらが季節ごとの鯉の写真です。
春は入学のバージョン、夏には七夕やお祭りバージョン、それから冬はクリスマスバージョンがありました。
コロナ禍の時期にはアマビエバージョンなんてものもありましたよ!
見どころ⑤:フロアマッピング
フロアマッピングは暗い約25mのスロープで、光の映像が床に流れていきます。
こちらがフロアマッピングのスロープです。
床に映る波紋の上に立つか、天井にある丸いライトが赤く光っている下に立つと映像が流れます。
映像の種類は30種類あり、魚やヒグマなどの生き物が流れるようにして泳いでいる光の映像がとても綺麗です。
波紋や赤いライトの場所は次々と変わるため、子供たちはあっちに行ったりこっちに行ったりと楽しそうにしています。
種類が多いので大人も飽きずに楽しめますよ!
見どころ⑥:水中観察ゾーン
水中観察ゾーンでは千歳川の水中を見ることができます。
こちらが水中観察ゾーンです。
照明は消えていて、千歳川に入る自然光のみで、ありのままの川の様子を確認できます。
春はサケの稚魚や秋には成長した鮭の遡上を間近で見ることができ、四季折々の違いが面白いですよ。
川の中まで見れる水族館はこの千歳水族館だけのため、絶対見てほしい場所です!
こちらが水族館の中から見た千歳川の鮭の遡上の様子です。
見どころ⑦:インディアン水車
インディアン水車は千歳水族館の外にある千歳川にあります。
こちらがインディアン水車です。
毎年8月中旬から12月ごろまで稼働していて鮭の捕獲に使われています。
この水車では毎年約20万尾ほどの鮭が獲れるため、見学していてその量に驚かされます。
水族館まで来た際には、水族館裏まで足を運んでみてくださいね。
ちなみに鮭の遡上時の千歳川がこちらです。
これは2022年のもので過去一番の鮭の量だったそうです。
サケのふるさと千歳水族館の子供と楽しめるイベント
千歳水族館では年間を通して子どもが楽しめるイベントを開催しています。
以下のようなイベントがあります。
- サケの稚魚の放流体験
- 飼育係ちょこっと体験
- サケの採卵体験
- サケの日イベント
- コイの餌やり体験
- バックヤードエサやり体験
- スノードーム作り体験
我が家ではサケの稚魚の放流体験をしました!
稚魚の放流体験は毎年3月から5月ごろに行われています。
水族館の外に流れる川に稚魚を放流します。
こちらの川です。
水族館に入り、稚魚を受け取れる場所まで行って稚魚を受け取ります。
水族館の入館料を払えば無料で誰でも参加可能です。
稚魚はクリアコップに入っていて、それを持って川まで行きます。
川まで行くとハーフパイプがいくつかあり、そこへ稚魚を流します。
我が家では4歳と5歳の子どもが初体験しましたが、楽しそうな様子と放流できた満足感から嬉しそうにしていました。
私自身も初めてやりましたが、この稚魚が世界中の海を渡って3年後にまたこの地へ帰ってくると思うと感動しました。
鮭は普段の食事でも目にすることのある身近な存在のため、小さい子供も楽しめる体験になると思います。
他のイベントは申し込み予約が必要なものもあるため、千歳水族館のホームページにあるイベント案内をチェックしてみてくださいね。
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千歳水族館の所要時間や見どころ、おすすめのイベントを紹介しました。
子どもが体験できるゾーンやイベントがたくさんあるため、思い出づくりにおすすめです。
1時間もあれば全体を見れるため、ちょっこと時間がある場合にも立ち寄れる場所となっています。
天気に左右されることもないため、是非旅のブランに入れてみてくださいね。