いや、まだまだ長いタイトル多いですね、多分今世紀中は長いタイトルの作品が多めなのかも知れません。
周囲のラノベ好きな人は、短いタイトルの作品も増えて来たかも知れないと話を振ると口々に首を横に振りますが、書店で売っている人気の作品の多くがタイトル短めになって来ているのは間違いありません。
人気でアニメ化されている作品を観ていれば分かりますが、タイトルだけで3行(100文字)以上になっている作品は、小説投稿サイトの中だけになりつつある感じです。
そもそもいつ頃からこんなに長いタイトルを付ける風潮になってしまったのか?と、思い出そうとしてみてもあまり分岐点を思い出せないのですが、悪役令嬢とか異世界転生モノがファンタジー小説界を席巻し始めた頃からタイトルが長くなって行った気がします。
特に、主人公が情けない理由で現世を他界した後に異世界に転生したパターンの作品のタイトルが、非常に長めになって行った気がするのです。
異世界に転生した後の生活がスローライフだったら、出来れば「異世界スローライフ」と言うタイトルだけでも良かったのに?と思うのですが実際は、異世界でスローライフを送る前に色々あった出来事の事も書いたタイトルになっているのです。
これだと、内容を読まなくてもタイトルだけでお腹いっぱいになりそうな、そんな印象を受ける人の方が多い気がします。
他にも、現世では叶わなかった事を異世界で達成する系の話の場合も、現世での願望は特に記載する必要が無いのにタイトルに入れてしまっている作品もあったりするので、どれだけタイトルだけで内容を知ってもらおうとしているのかな?と疑問に思わずにいられません。
いずれにせよ、世の中の風潮と言うか書店の書棚に並ぶ人気作品になるには、やはり少しはタイトルは短めの作品の方が好まれやすい気がするので、そろそろ長めのタイトルからは卒業して行って欲しいと思います。
短めのタイトルの方が良い理由として、話の内容を悟られにくいと言うのがあります。
タイトルが長いとそれだけ話の内容が丸分かりになってしまうので、読むのを躊躇してしまう人も出てくると思うのです。
それに、友人や知人や家族に何を読んでいるのかタイトルを言うように迫られた時に、スっとタイトルを何も見ないで言えるのかと言うと、多分言える人は少ないと思います。
と言う感じで、色々な局面で長いタイトルの方が不利になって来ている事は間違いないと思うので、短めでも内容に興味を持ってもらいやすそうなタイトルを付けた作品を書いて行きましょう。
ライトノベルのタイトルは内容が丸分かりな程長かったけど、ここ最近は短くなってきている
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