先日聞いた話ですが、とある会社にお勤めの方が育児休暇を取ったそうです。
その方は男性なので、ある意味よくやった!と褒め称えたい所ですが、お勤めの会社では男性社員が育児休暇を取るのには少々抵抗がある?様な雰囲気だそうなので、その方はかなりの勇気を振り絞って申請を出したのでしょう。
男は、会社に行って働いて居るんだから育児なんてしなくて良いんだよ!とか言っている古いタイプの思考の人はまだまだ多くて、奥さんがワンオペで育児をして過労で倒れたり、過労の末に育児ノイローゼになってしまったりする末路も辿る可能性もある事を全く気にしていない人が居る職場は、本当にまだまだ多いのです。
その方の会社の上司の何人かがこの思考を持っている人だった様ですが、女性社員の方々が後押ししてくれたお陰で育児休暇が思ったよりもすんなり取れたと言っていました。
でも、どうして育児休暇を一念発起で取ろうと思ったのか?と言うと、出産の際奥さんは最初自然分娩だったそうですが、思ったよりも難産で、このまま分娩していたら母子とも危険だと言う事になり急遽帝王切開になったそうでした。
急遽帝王切開で出産したのですが、その時に想像以上に出血してしまい、奥さんの体力がかなり低下してしまった事もあり、育児休暇を取って奥さんの体力回復を一番に考えて行くことにしたそうです。
と言う事が後にその方の会社の人にも知らされる事となったのですが、出産で死の淵に立たされて回復している奥さんを助けるため~と言う情報が車内を巡った時は、多くの社員の人がその育児休暇を取った人に対して敬意を表したそうです。
育児休暇に反対していた上司の人も、自分の奥さんだったら~と想像して変な汗が出た人も居た様でした。
実際問題、出産は意外と簡単そうに多くの人がスルンと出産したと言う話を聞くことが多いですが、スルンと産む方が奇跡的だったりする様です。
意外と多くの人が何らかの問題を抱えたり、体調が悪くなったり何らかの症状が出る人もいるのが普通だと思った方が良さそうです。
1ヶ月の育児休暇を終えてその人が仕事に復帰した最初の日は、部署内で誰かの誕生日か?英雄の帰還か?と思えるほどのサプライズがあったそうなので、他の会社でも理解が深まると良いと思います。
男性社員でも育児休暇を取る人が増えて来たのは良い風潮 パパにも育児をサボらせない。
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